子宮内膜スクラッチ体験談
3度目の移植も妊娠まで行かず…
それでも諦めずに4度目の移植に向けて動き出しました。
先生の中では、「やれることは全部やっている」状態だそう。
ただ一つ、「子宮内膜スクラッチ」を今回は試してみましょう、ということになりました。
【子宮内膜スクラッチ】
子宮内膜スクラッチとは、まだまだ新しい処置の一つで、論文で紹介されているレベルだそうです。
子宮内膜を傷つけると、それを修復しようとする力で着床率が上がるという報告が論文上であるようです。
ただ、一方で「着床率に変化なし」という報告もあり、いわゆる因果関係はまだしっかりしていない新しい処置です。
そういうことも説明していただいた上で、試してみることにしました。
【時期】
移植周期の月経中、もしくは、一周期前の高温期に傷をつけるそうです。
私の場合は、月経中にホルモン検査で来院するので、その時にやりましょう、ということで、通院回数は増やさずに済みました。
【やってみたけれど、痛かった!】
事前に「痛いですけど、頑張りましょう」と前置きされていたので、処置当日は朝からドキドキと緊張していました。
採卵の時が拷問のような激痛だったので、その時の恐怖が…
手術室ではなく、いつもの内視鏡の台で行いました。
先生が説明しながらやってくれたので、不安はなかったけれど、「どうなっちゃうんだろう…」という、経験したことがないものに対する恐怖はありました。
膣内を消毒して、「準備します」と言われて奥まで何かが入る。
人工授精や移植の時と同じような感じでした、私の場合はいつも痛くはないので、今回も大丈夫でした。
そして、「子宮の入り口をつまみます」と言われ、ここからが痛かった!!!
その後は、「子宮がん検診の時に組織を採取するようなブラシでこすって傷をつける」らしいのですが、ちょっと痛いです。
ただ、採卵の時は刺すような痛みで耐えがたかったけれど、今回は鈍痛。
酷い時の生理痛のような感じでした。
「痛っ!!」というビックリするような感じではなく、ずーーーんとじんわりと
痛くなっていく感じでした。
内診台の枕を掴んで、自分の前髪を引っ張りながら痛みに耐えました(笑)
通水検査の時と似たような痛みで、処置が終わって1~2分くらいはまだ痛いのですが、その後は落ち着きました。
処置そのものも2~3分で終わってしまうので、弱音を吐かずに最後まで頑張れました!
心配していたけれど、大丈夫でした。
無事に終わって一安心~
その日は湯舟はダメですが、特別な薬が出るわけじゃないし、出血もないし、直後から普通の生活できます!
ほんと、女ばっかり痛い思いをして、大変です。