体外受精 通院回数と費用 ⑥妊娠判定~再び移植へ
胚移植から2週間。
妊娠判定が陰性だったので、次回の移植に向けて動きだしました。
初回で成功するなんて、そんなラッキーがあるはずもなく。
診察室のドアを開けた瞬間に、陰性だな、と雰囲気で悟りました。
【妊娠判定の受診】
妊娠判定なんて、薬局に売っている判定薬と同じで採尿するだけなのに3500円も自費で取られました!
それに再診料として1000円が加わり、4500円。
せめてこれくらい保険適用にしてくれても良いと思いませんか…
そして、妊娠判定までで「体外受精・一回」なので、自治体に出す助成金申請の用紙の記入を、病院側にお願いしました。
これが2000円。
結局、妊娠判定陰性で悲しい思いをしているというのに、判定料と合わせて6500円も払ってきました。浮かばれない気持ちでいっぱいです。
先生からは、今飲んでいる薬を、今すぐ止めてくださいとの指示。
そうすると4日前後で生理が来るそうで、再び生理が来たら1~4日目に予約の上受診してくださいとのこと。
ここから先は前回と同じで、血液検査をして開始できるかを判定し、薬を飲んで状態を整える、ということです。
【生理が来て、2日目に受診する】
4日前後と言われましたが、思ったより早く、2日後に生理が来てしまいました。
すぐに次に向けて動き出せる嬉しさ反面、ちょっとバタバタと2回目が始まった感じもしました。
ホルモン値は良好、内膜も問題なさそう、ということで2回目に向けてスタート。
一日だけどうしても通院できない日があったので、それを事前に伝え、それでも移植に問題ないか相談に乗ってもらいました。
自然周期ではなく、ホルモン補充周期での移植なので、問題ないとのことで一安心!
黄体ホルモンの補充をいつ始めるかで移植日が決まるので、ある程度日程調節が可能な移植方法なのだそうです、初めて知りましたが、便利!!
血液検査(E2、P4)とエコー
お会計は11040円
【D12で受診】
10日経ち、再びエコーと血液検査。
この時、なぜか膣内にかゆみが出ていて、保険診療で検査してもらいました。
内膜の厚みも、基準値8ミリのところ、8.1ミリとギリギリ。
3日後に再び内診して様子を見ることになりました。
血液検査(E2、P4)、エコー
同じ薬だけど、3日分なので量が少なく、今回の支払い分は7920円と少なめ。
ちなみに、これは助成金の対象外ですが、かゆみのための培養検査は保険適用で1340円。やっぱり保険適用だと全然金額が違うんですね。
【D15で受診】
かゆみは続き、どうしようか判断が問われるところ。
前回培養検査に出した結果が、本日はまだ出ていなかったので余計に迷うところ。
ただ、初見では問題なく内膜も綺麗、ホルモン値も良好だということで移植することに決まりました。
内膜は9.2ミリに厚みが増していて安心しました。
妊娠判定は移植から2週間後なのですが、今回はその期間がクリニックの長期夏休みと重なってしまうとのこと。
移植から9日後で血液検査にて判定、もしくは、約3週間後か、どちらがいいか聞かれました。
移植が終わっても、判定が出るまでは黄体ホルモンの膣錠を使わないといけないし、これが非常にお高い上に、薬が溶け出して痒くて不快。妊娠も、期待だけ膨らませて過ごすことはストレスでしかないので、迷わず9日後の判定にしました。
血液検査とエコー。黄体ホルモンの注射もありました。
薬はバイアスピリンいう飲み薬と、ルティナス膣錠が追加されました。
このルティナス膣錠がお高く、一錠500円で一日3回使用するのでお会計が跳ね上がります。
判定日まで一気に処方されているのでお会計が高く、計33505円。
前回は4万円を超えていたので、やはり判定日を早めて大正解でした!
【2回目の移植】
凍結卵融解に2万円。
移植は2回目だと初回より5000円安く、55000円。
前回同様に任意でしたが、アシステッドハッチングをお願いしたので、それが25000円。
注射も2本打ちましたが、これは安くて2本で750円。
全部で101750円。
【2回目の移植でかかった費用】
15万4215円。
これに前回同様、4500円の妊娠判定料がかかる見込みです。今回は血液検査だから、もしかしたらもう少し高くなってしまうかもしれません。
ここまでが、助成金の申請対象になる「体外受精:2回目」です。
途中で受けた、感染症の培養検査は保険適用なので、これに含みません。
また、申請用に病院側に用紙を書いてもらうのに2000円かかり、これも費用に含めることはできません。
採卵しなくても、薬と移植だけで約16万。やっぱり高い。
採卵と違って、移植は周期を開けずにどんどんできてしまうので、凍結している受精卵複数個ある人は、短期間でどんどんお金を使うことになるんだなと思います。
早く妊娠して卒業できますように。