「着床の窓」ERA検査は受けるべきか?
体外受精を3回しましたが、いずれも陰性。
2回目は着床した形跡があったものの、低HCGで化学流産でした。
ここで気になるのは、「着床の窓」と言われる、ERA検査を受けるかどうか?です。
「受けるかどうか?」と書きましたが、私の通っているクリニックでは検査ができないので、着床のタイミングを疑うのなら、転院ということになってしまいます。
自宅の近くで、仕事をしながら通うには最適だと思っているクリニックを変えるとなれば、私にとっては大きな決断です。
そもそも、「着床の窓」とはなんでしょうか?
着床できるタイミングは、ここからここまでという短い期間です。
タイミングがズレてしまうと、妊娠が難しい。
一般的なタイミングと個人がズレている場合があるので、そのズレを測るのがERA検査です。
12時間単位で、どのタイミングが最適かが分かるようです。
移植する場合と同じ投薬をして、検査をするので、一周期は移植しないけれど薬代がかかるほか、検査そのものには15万円前後かかるようです。
た、高い…
私は自然に任せてタイミングを計る「自然周期移植」ではなく、黄体ホルモン周期と呼ばれる方法で凍結移植しています。
黄体ホルモンを外から薬として入れて「排卵した」状態を作り出して移植するので、体のタイミングを探らなくOK。
一般的には、ホルモン補充から5日目で移植でき、私も3回とも5日目で戻しています。
先生いわく、自然周期の移植だと着床のタイミングが違ってしまうリスクがあるけれど、黄体ホルモン補充周期なら、タイミングは完全にコントロールされているので、確実なタイミングで移植できる!とのこと。
ただ、雑誌の記事を読んでみると、黄体ホルモン周期で移植する場合も、多少一般のタイミングからズレている人がいるらしいです。
せっかく受精卵ができて移植できるのに、戻すタイミングがズレていたのでは、着床できないので、是非調べてみたいな、と思うのですが…
同じく雑誌に載っていた、別の医師のコメントでは、
「検査をすすめるけれど、実際のところは2~3日もずれているわけではない。ズレていたとしても、せいぜい半日か1日程度のズレ。そこを修正したからと言って100%妊娠するかどうかは別」
とのこと。
検査そのものが高額だし、それ以上に、私の場合はまだ受精卵が残っているので、それを保留にして転院して検査することが無駄に思えてしまいます。
うちのクリニックでも検査できればいいのに…
今は、何度か移植に失敗した人だけでなく、初回の移植の前に検査しておく人も多いそうです。
せっかくなら、検査してタイミングを知った上で戻した方が確実ですものね。