体外受精の過ごし方 ④胚移植前~移植日の過ごし方
採卵から一周期卵巣をお休みさせ、次の生理の周期で胚移植のための準備に入りました。
生理開始1~3日以内に来院して、血液検査。
問題がなければ、いよいよ胚移植に向けてスタートです!
【ホルモン補充を忘れずに】
この間は、エストロゲン補充のためのエストラーナというテープのお腹に張ったり、ルティナス経膣錠という黄体ホルモン補充の薬が出ました。
経膣錠は、ちょっとビックリ。
「タンポンと同じで、アプリケーターがついているので簡単ですよ」と看護師さんから説明を受けるけれど、一日三回も入れなければいけないと聞き、げんなり…
※違う錠剤だと、アプリケーターなしの指で入れるものもあるそうです。もっと嫌!
そしてこの経膣錠が大変お高いので、とにかく忘れずに、忘れずに、を心がけました。
これが、後々溶け出して出てくるので、おりものシートが必須!
白いカス?がどんどん出てくるので、数日後からかぶれ気味でした…
診断日を入れて、移植前に3回通院しましたが、1回だけ筋肉注射を打たれました。黄体ホルモン補充の注射で、これが痛かった…
打つ瞬間は普通なのですが、打った後、じんわり痛いんです。この鈍痛がずっと続きました。
なんとなーーく腕が思い感じが数日続き、小さなアザができていました。
【あとは、全く普通】
採卵の時とは違って、体の異変は何もなし。この間、内膜の状態は整っていくのですが、体感では何も感じられません。
特に禁止事項もないので、ディズニーシーでジェットコースターに乗りました(笑)
採卵前に行きたくても行けなかったので、このタイミングで行きました。
お酒も、時々、乾杯程度はいいかな~と許していました。
【移植当日】
指定された時間に行って、再び例の痛いホルモン注射を肩に打つ。
その後、採卵の時と同じ手術室へ向かいました。全く同じですが、全裸になって、紙製の手術着を着て、手術台へ!
今回も痛かったらどうしよう…という不安がありましたが、ビックリするくらい無痛!
同じように、膣内をグリグリと消毒されるのですが、それも採卵の時ほど激しくなかったように感じました。
採卵と違うのは、お腹に超音波エコーをして子宮の状態を見ながら移植するというところ。
終わった後に、エコーで、「これです」と子宮の中の受精卵を見せてくれました。
子宮の半分より少し下の方が着床率が高いので、そこに戻しましたと説明されました。
受精卵は、白く映っている、ごくごく小さな点でした。
これが命の粒か…と、すごく感動しました。ママになった気分でした。
夫にも見せたかった!
手術室に行ってから、たった5分程度であっさり終了。
採卵の時は夫に付き添ってもらいましたが、今回は一人で来院していました。最初は不安だったけれど、こんなにあっさり終わるなら、付き添いはいらなかったと思いました。
皆さんのブログを見ると、採卵ほどではないにしても、移植も痛かったという人多数。人工受精で痛みを感じた人は、移植も同じような痛みがあるようです。
私は麻酔もないのに、本当に無痛。
本当に個人差が大きいものなんですね。