小野寺タヒチ ブログ

離婚・婚活を経て再婚。5回目の体外受精で何とか妊娠継続中!

日本でも着床前診断ができるようにして欲しい!

f:id:Tahiti-Onodera:20190625141302j:plain

体外受精までして妊娠しないのは、どういう原因があるんでしょうか?

実際に妊娠判定が陰性でも、「これが悪い」という明確な答えは出ませんでした。

受精卵はきちんと育っているし、母体の状態も良かった。

では、なぜ…?

受精卵の遺伝子に問題があるかもしれません。

 

欧米では、着床前診断と言って、受精卵の遺伝子検査をして、それが着床可能な受精卵かどうかを判別する方法があります。

細胞的に問題がないものだけを体に戻す方法が、当たり前のように取られています。

受精卵そのものに遺伝子異常があると、見た目は立派な受精卵でも、着床し、赤ちゃんになることはありません。

 

日本では、命の選別につながるという倫理的な観点から、この着床前診断は認められていません。臨床実験はあったようで、新聞に記事が出ていました。

 

たくさん注射を打って、激痛に耐えて採卵して、ここまで何回も通院して何十万も払ったのに、妊娠できない…

原因が自分の身体にあるのなら、なんとか方法を見つけて改善したいと思うけれど、これがもし受精卵にあったとしたら?

 

胚移植は、一度体に戻すだけで20万弱の大金が必要です。

女性も、移植日含めて半月の間に複数回の通院が必要です。

なのに、最初から着床不可能な受精卵を戻しているとしたら、大変恐ろしいと思いませんか?

 

仕事をたくさん休んで、移植して、そもそも着床する力のない受精卵を戻すのに20万も使っているんですよ!

そして、妊娠判定日まで体を大事に大事に、運動もタバコもお酒も控えて、妊娠のため…と頑張ってきた、このやり場のない気持ちはどうしたらいいんでしょう。

 

もし、前もって検査ができ、着床可能な受精卵だけを戻すことができたら、単純に妊娠率はグンと上がります。

もう無駄な大金を払わなくていいし、こんな悲しい思いも何度も味合わなくて済みます。

 

命の選別だから…と言いますが、可能性ゼロな遺伝子異常を見抜かないまま、肉体的にも精神的にも経済的にも負担が大きい治療をすることは、どうなのでしょうか?

患者の人生を何だと思っているんでしょう。

非人道的だと私は思ってしまいます。

 

遺伝子異常がある受精卵の割合は、35歳では40%程度、42歳以上だと80%程度もあるそうです!

これを判別せずに戻すことが、どれほど無駄なことか…

 

着床前診断が導入されれば、精神的に追い詰められ人や、休職・退職する人、経済的に続けられなくなる人が、少しは減ると思いませんか?

遺伝子異常が着床前に見つかれば、胎児に障害があるかもしれないというお母さんたちの不安も払拭することができます。

※97%は、遺伝子異常がある場合は着床したとしても流産してしまいます。

 

一人でも多くの人がお母さんになれるためにも、

悲しい思いを少しでもしなくて済むためにも、

無駄な大金を払わずに済むためにも、

着床前診断は絶対に必要だと思います。

 

国内ではまだ受け入れられていないので、導入できません。

一部の医師が日本産婦人科学会に反対し、独自で行っているようですが、ごく一部です。

海外に輸送したり、海外に渡って検査することを紹介している先生もいました。

 

もっと日本で広く受け入れられ、安全で真っ当な費用で受けられる日が来ることを願ってやみません。