小野寺タヒチ ブログ

離婚・婚活を経て再婚。5回目の体外受精で妊娠するも、逆子のため帝王切開。現在は一人息子の子育て中!

バツイチは結婚相手に向いている!?

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婚活市場において、バツイチは実際どうなのでしょうか?

 

厚生労働省が発表している人口動態統計(2016年発表)によると、婚姻件数は62.1万組、離婚件数は21.7万組です。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei16/dl/2016suikei.pdf

 

離婚する年齢は、男女ともに30~34歳が最も多いようです。

厚生労働省:平成21年度「離婚に関する統計」の概況:離婚の年次推移

 

30代半ばで一度も結婚したことがない人と、30代半ばでバツイチ。

どちらが安心感があるでしょうか?

 

結婚を考えるなら、初婚同士であることに越したことはない。

けれど30代の婚活で「初婚」にこだわっていると範囲が狭く、良い人を見逃している可能性もあるのです。

バツがあるということは、一度は結婚できたということ。

逆に良い歳になっても、誰ともゴールインできていない人は、何か大きな問題があるのかもしれません。また、そう勘繰られてしまう場合もあるでしょう。

 

私が婚活している中で、実際に会ったバツイチの男性は、例えば以下のような方でした。

 

①【27歳、大手保険会社勤務】

数か月前に離婚。奥さんが自分の反対を押し切って犬を飼い始めたが、衛生管理が甘く、ペットのいる生活に耐えられなかったそう。

 

再婚にモチベーションがあり、すぐに出ていくつもりで、敢えて狭いワンルームマンションを借りていました。

出張も積極的にこなす、出来るビジネスマンという印象でしたが、前の結婚で購入したマンションのローンの問題が片付いておらず、気持ちの面でもまだ引きずっているようでした。

 

②【37歳、アパレル勤務】

5年前に離婚。お互いに仕事中心で、独身の延長のような結婚生活で心が離れてしまったそう。円満離婚だったけれど、奥さんの深酒はストレスだったようです。

 

家族を大事にするタイプで、話も聞き上手。離婚の経験があるからこその度量の大きさを感じました。

 

③【34歳、会社法務部勤務】

3年前に離婚。奥さんが病気になってしまい、看護(介護?)に疲れ果てて離婚したそう。

 

奥さんのために仕事をしながら、家事もほとんど全て一人でこなしてきたと言うだけあって、人のことを優先できる優しいタイプだと思いました。

 

バツイチの中には、浮気をしたり借金をしたり、離婚の原因を作った悪者も少なからずいますが、離婚の原因のほとんどは「性格の不一致」です。

私自身は、33歳の時に相手方の不倫が原因で離婚したのですが、それをと言うと、周りのバツイチたちはびっくりしていました。意外と珍しいという証です。

 

バツイチの人たちは、前回の結婚の失敗から学んでいます。

ペットがダメ、お酒がダメ…我慢できると思って飛び込んだけれどダメだったことが明確になっています。

 

離婚して、やっぱり一人の方が気楽で良いと感じるタイプもいますが、婚活に戻ってくるバツイチは、一人は寂しいから家族が欲しいと思っている人種です。

人と共同生活をする、という経験値は、初婚よりもはるかに上です。

自分の好みだけを押し通すと離婚に繋がることを知っているので、前の結婚生活のスタイルを持ち込む人はいません。

 

子どもがいるとまた少し違ってくると思いますが、バツイチを「あり」の条件に入れてみてはいかがでしょうか。結婚条件は範囲が広ければ広いほど、自分が良いと思える人のヒット数も増えます。

戸籍上はバツでも、結婚条件としてはマルになる部分も、あるかもしれません。