AMHが1.5も復活した奇跡
不妊治療をすると、みんな測るAMH
いわゆる、卵子の残り数が分かる数値です。
数値が大きければ残り数が多く、年齢と共に数値は下がっていきます。
あくまで卵巣予備能力なので、妊娠のしやすさとは関係がないのですが、それでも自分の「出産余命」のような気持ちで、その数値を見てしまいます…
私は、治療を開始してすぐ、34歳の時に初めて測りました。
その時は1.51
実年齢+7歳、41歳相当の数値ですと言われました。
それでも1.0を超えていれば、採卵でも高刺激でたくさん卵子が採れる可能性があるので、全然大丈夫です!と励ましてもらいました。
一方で、AMHが低いので、ステップアップには時間をかけずに決断した方が良いと勧められ、この数値の結果が、体外受精に踏み切るきっかけとなりました。
院内の刺激法での採卵の平均数は11個~12個ということでしたが、私はFSHという値も当時良くなくて、平均を下回る8個の採卵でした。
移植してもなかなか結果が出ない中、日々思うことは、
「もう時間がないのに、どうしよう…」ということばかりでした。
採卵しても、取れる卵の数が少ないんじゃ、時間ばかりかかってしまう…という不安。
いよいよ凍結している受精卵もなくなるので、次の採卵のことも考えたいと思い、再びAMH検査をお願いしたのは、36歳。というか、ほぼ37歳直前。
これでAMHが下がりまくっていたら、もうチャレンジできる回数は少ないのだと覚悟を決めなければ…と思いました。
ドキドキしながら結果を待ちましたが、返ってきた結果にビックリ!
3.17で、34歳相当
…え???
先生に質問したところ、AMHは精度の高い検査だから、数値が間違っている可能性はないと思う、と。
でも確かに好転しているんです!!!不思議!!!
同じ生理3日目に測ったはずなのに!
こんな奇跡ってあるんですね!
どん底の結果を受け入れる覚悟だったのに、羽が生えたように心が軽い!
次の採卵にも、俄然やる気だし、何より自信を持つことができました!
数値は変動するという先生のHPを読んだこともあるし、この数値で一喜一憂するのは大間違いなのかもしれないですが、それでも、私はとても嬉しいのです!!
気持ちも前向きになれました!!
年明けから始めた、毎朝30分の夫婦ウォーキングの効果は出ているのかもしれません!
脱カフェイン、減酒、仕事を制限してストレスを減らすことも効果があったのかも。
飲んでいるサプリの効果もあるのか??
FSHの値も、採卵当時よりずっと良くなっていたし!
人間の体って、分からないことだらけです。