小野寺タヒチ ブログ

離婚・婚活を経て再婚。5回目の体外受精で妊娠するも、逆子のため帝王切開。現在は一人息子の子育て中!

不妊治療の助成金を申請してきた! 手順を分かりやすく解説

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先日、不妊治療の助成金・一回目を申請してきました!

 

私のクリニックは川崎市の指定している病院だったので、体外受精の説明会の時に申請のための案内書を渡されていました。

まずは、ご自分の通うクリニックが、その自治体の指定医療機関かどうかをチェックしてみてください。

助成金の申請は、特に複雑ではないですが、こういう手続きが苦手な人のために、手順を詳しく説明してみます。

 

①まずは、区役所に出向き、申請用紙をゲット

 

助成には所得制限があります。自治体によって違いますが、川崎市は世帯所得が730万円です。

年収ではなく、所得(給料から、経費や税の控除をした後の金額)です。

わが家の場合は、私がフリーランスで所得が不明だったので、制限内であることを確認するために、この日に「課税証明書」を貰ってきました。

自治体によって名称が多少違い、収入証明などの名前かもしれません。「所得金額が分かるもの」と申し出れば良いと思います。

医療控除があった人は、その額も載っているものです。

 

課税証明書は申請時にどうせ必要なので、初回に貰っておくと安心です!

控除額がありますが、それを入れても730万超えてしまった場合は、そもそも申請しても無駄ですから事前に確認しておきましょう。

※ただし、6月~は最新の所得が反映されるため、6月以降に申請する人は、6月以降の課税証明書が必要なので、前もってもらった証明書が使えない場合も…

 

 

②クリニックに申請書類を持参し、先生に記入してもらう

「採卵~移植~妊娠判定」で一回ですので、妊娠判定日に持参して、後日受け取るという流れでした。

※受精卵ができなかった場合は、そこまでで一回。逆に、受精卵が複数できて凍結胚移植をする場合は、移植だけでも一回とカウントできます。

 

私のクリニックでは申請書作成2000円でした。

無料でないことにはモヤモヤしますが、まぁ、どこもこんなものでしょう。

 

 

③申請書類に記載されている金額を確認し、それと同額の領収証をコピーする

これが、何度計算しても金額が合わず…

クリニックに電話したところ、記載した金額に誤りがあるとのことで、再来院するハメになりました

まさか、こんな凡ミスが!?とビックリ。

皆さんも、金額は自分でもチェックしてみてください!

 

採卵に向けての注射を開始したその日から「開始」となっていましたが、実際は、その前にホルモン検査とか、ピル飲んでお休み周期を作るとか、内診とか、諸々自費診療費がかかっているのに、その分は入っていなかったのがショックでした。

まぁ、たくさんかかっていることが証明できたところで、助成金は30万円しか出ないので関係ないと言えばそうですが。

※初回30万円、2回目以降は15万円(移植のみは7.5万円)の助成

 

 

④申請のため区役所へ

申請書類(自分たちで書いたものと、クリニックからもらったものの2部)と、課税証明書と、領収証のコピーと、戸籍謄本と住民票が必要です。

振込口座の、カードか通帳の写しも必要です。私は忘れて、一度取りに帰るハメになりましたのでご注意を!

申請日に戸籍謄本と住民票を取って、そのまま申請窓口へ。

 

申請の手続きはすぐに終わりました。

所得チェックと、領収証のコピーと、医療機関が示しているかかった費用が一致しているかのチェックくらいでした。

初回の申請なので、30万円を申請できました。

一か月後くらいで、「受理証明」が届き、振込はその二か月後くらいだそうです。

意外と時間がかかるようなので、手元のお金に不安がある方は注意が必要かもしれません。

 

【意外な盲点①】

実際にやってしまったのですが、申請日当日に戸籍謄本と住民票を貰えばいいや♪と気楽に構えて区役所へ行ったところ。

いざ交付を申し出ると…本籍が旦那の実家でした。

住民票がある場所と本籍地が同じとは限らないのでした。わ、忘れてた…!

戸籍謄本は本籍地でのみ交付してもらえます。

私は慌てて旦那のお母さんにお願いして取ってきてもらい、郵送してもらいました。

自身で直接郵送での交付を申請することもできますが、1~2週間ほどかかります。

 

戸籍謄本なんて普段使わないから、「本籍」なんて忘れていました。

皆様は、私のような二度手間にならないようにご注意を!

 

【意外な盲点②】

私が住んでいる場所では、課税証明も戸籍も、申請も、同じ区役所の建物の中にあり、一度で済みました。

しかし、以前別の機会に経験したのですが、引っ越し直後の場合、課税証明書は引っ越し前の自治体でしか取得できない、役場ではダメで税務署でないと所得できないと言われたことも。

やはり、初回に用紙を貰うついでに、役場で課税証明書を貰っておくのが良さそうです!

 

お役所って、なんでこう縦割りなんでしょう。

同じ区のお仕事なんだから、申請する時に、健康診断のように「はい、次はここです」って引き継ぎしてくれれば間違いがないのに、と思います。

平日しかやっていない自治体の役場だと、何度も仕事を休んで足を運ぶことになるんだから。一度で済むようにして欲しい…

きちんと計画すれば一度で済むんでしょうけど、何を、どこで、いつ貰えるかが複雑過ぎて、結局いつもドジをやらかし何度も通うハメになる私です。

 

 

助成金申請は、終了日から60日以内です。

急ぐ必要はないですが、くれぐれも超えないように!!

 

川崎市 不妊治療助成金の案内】

http://www.city.kawasaki.jp/450/cmsfiles/contents/0000035/35420/funinntirasi300501.pdf