2回目は立ち合い移植 夫の反応は?
先日、2回目の凍結胚移植をしてきました。
夫が有給を取ってくれたので、今回は初の立ち合いでの移植!
夫の反応が楽しみです。
私自身は2回目の移植ということで、流れも分かっているし、夫が付き添ってくれたので落ち着いた気持ちで臨むことができました。
凍結胚が無事に融解できたという先生からの報告を夫婦で聞き、私は黄体ホルモンの注射と、子宮が収縮するのを防ぐ注射を打ってもらう。
そして、2人で移植のため、手術室へ。
私は、前回と同じですが、全裸で紙の手術着に着替える。
夫も、私服の上から着られる、後ろで止められる青い割烹着のような手術着。よくテレビで見るやつと同じでした。
スリッパに履き替えて、マスクをして、一緒に手術室に入ってもらいました。
【命の粒は…】
前回は腹部エコーで子宮内部が映し出されて、受精卵の影もしっかり見ることができました。それが「命の粒」だと感じ、とても感動的だったのです!
先生がこれです、と指さして教えてくれたので、今回もそれを期待して夫を呼んだのですが…
今回はなぜか腹部エコーがうまく映らず、経膣エコーになってしまい、前回ほどきれいには映らず。
一体、何がなんだか分からない映像を見ながら、結果的に命の粒もよく見えず「このへんに戻っています」と言われて終わり。
夫よ、申し訳ない…
【夫の反応は?】
内診台に上がり、ウィーンと自動で足が開くシステムに驚いていました。
移植だけでなく、毎回の内診もそうだから、女性は慣れたものだけど、初めてそれを見た夫には少しショッキングだったようです。
あんな内診台が存在するんだ…という驚き。
消毒や、移植が始まってからは、
「俺の嫁に何するんだー!!!」
という気持ちだったけれど、心を無にして見守っていたようです。
男としては複雑な思いだったらしいです。
採卵と違い、移植は無痛なので、手を握って励ます必要もなく、ただ隣にいてもらっただけで終わってしまいました。
私も夫の顔をじっと見ているのも気恥ずかしく、ずっと反対側のモニターを見て過ごしました。
意外と冷静だった夫に、少し物足りなさを感じてしまいました。
【その後の私たち】
いつもの内診も、足を開いてエコーされることは気分の良いものではありません。
その様を知ってもらったことは、ちょっと嬉しかったです。
「いつも私は大変な思いをして内診してるのよ!」と伝えられたようで、大変さを少しは共有できたように感じました。
あとは、この移植で、本当に赤ちゃんができるのかな…?という、手ごたえのなさも共有しました。
素人なのでエコー画像を見ても判断できないし、先生も2回目の移植ということで、説明は初回よりだいぶ省かれていたし。
ただ言われた時間に通院して、指示通り薬を飲むだけ。
あとは全部先生を信頼して、先生にお任せすることしかできません。
そして、もしこれでもまた失敗だったとしても、妊娠しない原因は明らかにならない。
医学の限界を感じます。
そういう、毎回私が感じている期待と虚しさも、以前より具体的に話せるようになった気がします。
本当は採卵の手術を立ち会って欲しいんですけどね、これはクリニックが許可を出していのでできないのが残念。
次回は妊娠判定で来院するのですが、その時は一人。
悲しい結果だったら、一人で聞くのが嫌だな…