小野寺タヒチ ブログ

離婚・婚活を経て再婚。5回目の体外受精で何とか妊娠継続中!

体外受精の過ごし方 ②採卵日の過ごし方

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いよいよ採卵日当日!!

事前の検査で、だいたい何個くらい採卵できそう、という予測は聞かされているものの、無事に元気な卵子が採れるのか、どんな手術なのか、とドキドキ。

この日になると、いつも履いている服のウエストは少し窮屈なので、ウエストがゴムになっているゆるい服でクリニックに向かいました。

 

【家を出る前に】

クリニックに行く前に、私は麻酔のための座薬を入れます。

座薬なんて子どもの頃以来…地味に嫌でした。

そして、精子もその日の朝採ります。

質の良いものが採れますように、と祈りを込めて(笑)

夫にも休みを取ってもらい、この日は2人で一緒に行きました。ありがたい!

 

【採卵手術】

うちのクリニックは、採卵の人は必ず9時集合です。

同じ待ち時間には、私を含めて3組。みんな採卵する仲間なんだーと、感慨深かったです。

 

いつもの待合室の上の階にある手術室に呼ばれ、着ている服を全部脱いで紙製の手術着に着替えて手術台に。

夫は手術室には入れないので、待合室で待っていてもらいました。

手術中は看護師さんが、すぐ隣にいてくれて常に話しかけてくれていました。「これから〇〇をしますよ」とか「大丈夫ですか?」とか。時々肩をさすってくれたりして、すごく心強かったです。

 

まず膣内を消毒されるのですが、これがグリグリとされて地味に痛い、というか怖い。

そして子宮に麻酔の注射!

事前に、この麻酔はちょっと痛いですと説明されていたので怖かったです。

もちろん痛かったですが、かなりの覚悟をしていたので「予想よりは痛くなかった」と思いました。

 

しかし!採卵そのものが、激痛でした!

いつもの内視鏡の先に針がついていて、子宮から針を刺して卵巣まで到達させて、そこから卵子を吸い出す手術です。

事前の説明では「子宮には麻酔をするけれど卵巣には麻酔がかかっていないため、採卵する時は卵巣が押される感じがあるかもしれない」と聞いていました。

「押される感じ」なんてよく言ったもんだ、激痛じゃねーか!!!と。

 

思わず「ひーーー!」と叫びました(笑)

足に力が入ると針が刺さりにくいから脱力してくださいと言われるんですが、そんなことができるわけもなく。。。

 

針を刺す度に、尖ったような、ツンとする激痛。

それも体のだいぶ奥の、自分でももちろん触ったことのない柔らかい場所に刺さる痛みは、あまりに痛いし、恐怖でした…爪と皮膚の間に針を刺されるような感覚というのでしょうか。

それが一回では終わらず。右の卵巣で数回、針が動いて、また違う角度で刺さる。

そして左の卵巣に移動して、また何度か繰り返すという感じでした。

 

針が動く度に激痛で、この手術台に座ったことを心から後悔しました…

もう2度とやらない!と思ったし、なんなら途中で帰りたいと何度も思いました。

 

先生や看護師さんも「痛いねー」と「もう少しだから頑張りましょうね」と労ってくれるけれど、痛いものは痛かったです。

一個、一個と卵子が採れる度に、先生から「〇〇個目」と声がかかり、それを確認した培養室から「〇〇個目確認しました」と返事が来る。それだけが救いでした。

 

【採卵後】

手術台を降りると、脂汗で背中がびしょびしょ。

着替えのために一人になると、ほっとしたのか、今までメソメソと泣く程度だった涙が洪水のように溢れてきました。

でも不思議なもので、鋭い痛みはその瞬間だけで、あとには全く残っていないので、あの辛さを思い出さずに済みました。

何なら、もし2度目があったとしたら、また頑張ろうという前向きな気持ちさえ湧いてきました。

 

私のクリニックは麻酔が子宮にしかなかったので、手術後、横になる必要さえなく、即待合室に歩いて帰されました

 

【カウンセリング】

手術直後、先生と夫婦でカウンセリング。顕微受精にするか体外受精にするかを決めました。

これについては改めて詳しく書きますが、結果的に「体外受精半分、顕微受精半分」を選択しました。

そして、お会計を済ませて夫と帰路につきました。

 

【クリニックを出た後の過ごし方】

特に痛みもないので、夫婦でランチを外食して帰りました。

念のため生理用ナプキンをしていましたが、特に出血らしい出血もなく。

ただ採卵手術そのものが激痛だったので、その恐怖で気が動転している感はあり、何をしても落ち着かないので、結局午後は家でゴロゴロ寝て過ごしました。

気が強い人だったら仕事に行く人もいるのかもしれないです、時間的には昼からは仕事に行く時間はありますので。。。

 

夕方頃から、なんとなくチクチクした痛みがあるように感じましたが、我慢できないような痛みではありませんでした。

それよりもメンタルの方のダメージが大きく、一日中気が動転していて、思い出してはすぐ泣きだすし、結局夜も一睡もできませんでした…

 

今まで手術もなく入院もなく、健康に暮らせていた私にとっては、人生で一番恐ろしい経験でした。