小野寺タヒチ ブログ

離婚・婚活を経て再婚。5回目の体外受精で妊娠するも、逆子のため帝王切開。現在は一人息子の子育て中!

体外受精の過ごし方 ①採卵前の過ごし方

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いよいよ体外受精をするぞ!となったら、どんな生活なのでしょうか?

刺激法のショート法で採卵に挑んだ、私の採卵前の生活・過ごし方をご紹介します。

 

【毎日注射をする】

刺激法の場合は、とにかく毎日排卵誘発の注射をするのですが、初回の診察日を含め、私は最初の3回はクリニックで看護師さんに注射してもらいました。

肩に打つ、筋肉注射です。特別に痛いということもなく、普通の注射です。

 

4日目以降は、自己注射を選択しました。

自己注射の場合は、お腹のプニプニのお肉をつまんで、自分で注射します。

事前に看護師さんから詳しく説明してもらい、タオルを使って練習もするので手順は素人でも心配なくマスターすることができました。

自分で自分に針を刺すなんて怖くて怖くて…最初はドキドキしていましたが、自己注射の針は看護師さんがする注射よりもずっと針が細く、なんと、無痛!!!!

看護師さんの注射の方がずっと痛かった…

こんなに無痛なら、最初から自己注射にすれば良かったと思いました。

 

時間帯も、必ずこの時間!と決まっていません。落ち着いて注射できる時なら何時でも良いそうなので、職場に持ち込む必要もなかったです。

 

【特に禁止事項はなかった!】

当時は花粉症の薬も飲んでいましたが、合わせて飲んで全然OKでした。

お風呂も大丈夫だし、運動も大丈夫、夫婦生活も大丈夫!

看護師さんの説明では、普通の生活でOKということでした。

ただし、後半になってくると、卵子が複数個育つせいでお腹が張ってきます。

お腹が張ってきたら、運動もしずらいし、夫婦生活もしにくいでしょう、とのことでした。そして、実際そうでした。

 

【お腹がパンパンになる】

通常、一個の卵子が20ミリ前後に育つと排卵します。でも実際は卵子はもっとたくさん存在していて、一個の卵子が栄養を独占して大きくなるそうです。

刺激法は、その残りの卵子たちにも栄養を与えて、できるだけたくさんを大きく育てて採卵する方法です。

私の場合は10個の卵子が8~26ミリに育ったので、それを収納する卵巣も大きくなっていました。

卵巣は、通常は左右それぞれが親指の爪と同じくらいの小さいものだそうですが、私の場合はMAX値で6センチ程に大きくなっていました。

 

注射を始めて数日はビックリするくらい何も変化がないのですが、注射を始めて一週間弱、採卵日5日前頃から「なんかお腹が張ってるな」と感じ始めました。

その最後の2~3日で急激に変化したような気がしています、一気に普段履いている服のウエストがきつくなって、ゴムの服かワンピースじゃないと着れなくなりました。

 

【実際、こう過ごした】

注射開始した頃は、本当に体調には何の変化もなかったので、一泊で温泉旅行に行ってした。ドライブで。

気分転換ができて良かったと思います。

遊園地にも行こうと思ったのですが、皆さんのブログで「強く振動すると、パンパンな卵巣がはじける可能性があるらしい」と書いてあって、半信半疑ながら怖くて止めました。

同じく、趣味だったスポーツジム通いもこの期間だけは控えていました。

 

仕事は普通にこなしていました、何の支障もなくバリバリ働けました。

採卵するまでは、多少はお腹が張るものの、特に痛みもないし、日常生活には何の支障もなかったです。

※私はAMH値が低いし、FSH値も基準より高い状態だったので、卵子がたくさん育ちませんでした。数値が良い人やもっと若い人がやると、20個近くの卵子が大きくなるので、かなりお腹が張るらしいです。

 

お腹が張るけれど、それはそれで無事に育っている満足感があって心が満たされるし(笑)、お金の問題さえクリアできれば、何度でも挑戦できるわ!と思っていました。

 

ところが、問題はここからだったのです…

 

②につづく