小野寺タヒチ ブログ

離婚・婚活を経て再婚。5回目の体外受精で妊娠するも、逆子のため帝王切開。現在は一人息子の子育て中!

体外受精 通院回数と費用 ②説明~診断

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一通りの事前検査が終わったら、いよいよ治療の方針を決めます。

流れ作業感が否めない不妊治療ですが、ここでしっかりと医師と話し合い、治療方針を決めます。

説明を受け、いざ開始か!?と思ったのですが、私の場合はすぐに開始できない事態に…

 

まずは、検査結果をもとに治療について医師から説明を受け、具体的方針を決めます。


【説明会予約】
私の通っているクリニックでは、体外受精を希望する場合は、必ず事前に説明会予約をし、治療方針やリスク・費用について医師から説明を受ける必要がありました。

夫婦一緒に来ることが条件でした!

 

その説明会というのが、電話や受付では受け付けてもらえず、診察予約を取り、その診察の中で予約しなければなりませんでした。
なので、予約を取るために一度診察に行かなければなりませんでした…

しかしながら、説明会は月一回なので、その夫婦どちらかが外せない用事がある場合は次の月に延期になってしまう。
しかも、前の月からしか予約ができない上、月一回だけなのですぐに予約でいっぱいになってしまう。
私は、一度目は予約でいっぱいだったので、結果的に2度目の受診で予約しました。

 

 

【説明会】
夫婦で、医師から体外受精とはどういう治療なのか?をイラスト付きの資料を見せてもらいながら説明を受けました。

主な話は、どんな方法で採卵するか?についてでした。

 

どんな採卵方法があるのか、それぞれのメリット・デメリットは別ページで改めてお伝えします。

私は刺激法と呼ばれる方法のうちの、「ショート法」を勧められ、それを選択しました。

そして、採卵方法が決まった時点で説明会は終わり。

夫婦一組で30分の設定でしたが、たくさん質問したので40分を超えてしまいました。費用は自費で3500円と設定されていました。

 

【卵巣を休ませる周期】

説明会の後は、生理開始1~3日以内に受診するように言われました。

ここで「プラノバール」というピルを処方してもらい、それを12日間服用。卵巣を休ませて、採卵への刺激の負担に備えるためだそう。

服用期間は人によってもう少し長いようです、どんな基準かは素人にはよく分からず。

保険適用だったので1240円。

 

体外受精のための診断】

プラノバールを飲み終えると、3日前後で生理が来ます。

生理が来たら1~3日以内に受診してくださいと言われ、再び受診。

ここで血液検査をして、採卵の準備に入るのに適した状態かどうかを診断します。

高いお金をかけ、身体への負担もあるので、満を持して行うわけです。

 

FSH、E2、LH、P4という4つの項目で診断します。

私はFSHが、基準値10.0以下のところ、18.1と高値でリセットになりました。

 

私が予定している刺激法は、注射で刺激して、卵子にたくさん栄養を与えて複数育てる採卵法です。

FSHが高いと、薬の反応が悪く、卵子が思うように育たたない可能性があるので、もう一周期遅らせて様子を見ましょう、との判断でした。

 

やる気満々でいたし、仕事もできるだけ入れないようにスケジュールも調節していただけにショックでした。

FSHは排卵するためにどれくらい刺激を出しているか、の値です。高いということは、たくさん刺激しないと排卵してくれない、お疲れな状態ということです。この数値そのものにもショックでした。

 

この血液検査は、どの項目も全て自費で、1万1240円の支払い。

もう一周期と言っても、自然に生理の周期を待つわけではなく、再びピルを12日間服用。飲むのをやめると生理が来るので、プラス半月というところでした。

 

そして再び診断の血液検査に1万円…

二度目の診断でも、FSH値は基準値内には収まらず、16以上と高いまま…

この値が高いと、薬で刺激しても卵子が思うように育たたない可能性が高いそう。院の平均採卵数は11個だそうですが、それよりは少なくなる見込みとのこと。

 でもこのまま変化しそうもないので、踏み切りましょう!ということで、ショート法開始!

 

さて。ここから、とんでもない額を支払うことになります。

続きは次回!

 


【場所】神奈川県川崎市内の個人クリニック
【期間】2018年末~2019年にかけて(進行中:2019年6月現在)